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粉こんにゃく [ぐんま]

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○粉こんにゃく
 安永五年(1776年)水戸藩・久地郡諸沢村藤右衛門が粉こんにゃくを考案し、茨城県がこんにゃくいも生産トップとなった。 
 グンマにおいては、16世紀初頭南牧村茂木正峰が四国巡礼の折和歌山から種いもを持ち帰ったのが最初といわれ、明治に入り久地から訪れた呉服商篠原粂吉より粉こんにゃくの技術を学び、生産量首位の座を奪った。

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○こんにゃくは、関東以北では白くて柔らかいもの・関東では黒と白の両方・関西以西では黒くて固いもの、が好まれる傾向にあるといわれる。

※近江八幡には紅がら(酸化鉄)を加えた「赤こんにゃく」なるものがある。

Akakonnyaku

○こんにゃくのてんこ焼き
 近江八幡の赤こんにゃく

☆赤こんにゃく・近江八幡
 織田信長が好んだ・佐義長祭りの赤い山車にちなんだ、などの説がある。


○こんにゃく芋
 「こんにゃく芋」はとてもえぐみ(アク)が強く、平安時代の医心方にも「生のままでは喉を刺激し、出血する」とある。 それでもこの「こんにゃく芋」を食べようとした者が居たらしく、やっぱり食べられなかったので囲炉裏の木灰の中に投げ捨ててしまった。 翌日見たらプリプリ食感・これはいけるとなったのが、「蒟蒻」の始まりとの一説がある。
 かくして平安時代中期には、灰汁で煮て凝固した蒟蒻を酢であえて食べるようになった。   また、腫れものには摺りつぶして貼る・食べれば糖尿病に効く・温湿布や冷湿布にもなる、薬とされていた。

☆シラタキ
 関東ではシラタキ、関西では糸コンニャク。 江戸時代、関西では板コンニャクを細く切った、関東ではコンニャクを突いたので白い滝のように見えたので白滝。


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