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群馬での暮らし:楚割 [ぐんま]

Saketoba

○楚割(鮭の塩引)そわり・すはやり・すわやり
 「すはえわり」を約めたもので、楚のように細く割って塩干にして削って食べた。 塩引を焼かずに薄くそいで酢などで食べる地域もあるらしい。

※写真は「鮭とば」

横線540透明

○鮭
 平安時代には朝廷への献上品や税であっり、生鮭・楚割鮭(そわり)・内子鮭・鮭児(筋子)・氷頭・背腸(めふん)・鮭鮨・鱒(なます)・塩引、などあった。
※利根川でも鮭が穫れたが、グンマまで上ってきたかは不明。

☆乾鮭(からさけ)
 江戸中期頃までは、塩に漬けた鮭を寒水に浸し・火で乾かした。 その後、塩引きとなった。

☆鮭と鱒
 サケとマス、生物学的な違いは無いらしい。

☆背割り鰊
 鰊の背肉だけを切り取り素干しにした。 
※当時は豊漁だったので、背肉以外は捨てていた

横線540透明


Rekishi_ezo1

○蝦夷からの海産物
 鮭・昆布・筒鰊・〆粕(魚肥)・煎海鼠・干鮑・ホタテ貝

Rekishi_ezo2


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