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群馬での暮らし:しゃべり石 [ぐんま]

Syaneroishi22

《グンマを話そう》
○しゃべり石
 伊参村に三角形をした大きな石「しゃべり石」があります。 ある昔、親の敵討ちに歩いていた男が大道峠にさしかかったときにはもう日が暮れ、石のそばで一夜を明かしました。 すると、真夜中に人の声がしました。 まわりには誰もいません、石が「敵のいる場所」を教えているのでした。 こうして敵を討つことができました。
 やがて、里人は「しゃべり石」と名付け祠を建てました。  その後、通りかかった越後人が石の声に驚き、刀で石の角を切り落としてしまいました。 それからは、二度としゃべることはなくなりました。

Syaneroishi22c


○しゃべり石(大道・囀石部落)
 敵を探していたら、石が敵討ちの相手の居場所を教えてくれた。  ある時、北越人が太刀で岩を斬ったところ、喋らなくなった。 また斬られた石は蟻川まで飛び「割石」なった。

喋石古歌
◇転寝はまた陸言をしゃべり石 浮世をたえし河と岩本
◇岩根ごしこの立草のかき葉をも 神の力ぞことわりの石


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