玉木屋 [1960年代]
江戸片側町(新橋一丁目 )
旧新橋停車場より撮影・右端は愛宕山
明治七年頃
店の前に立っているのが七兵衛か?
新橋玉木屋の歴史は江戸時代、天明二年に始まります。 この年、越後の国 通称・玉木村の(田巻)七兵衛が江戸片側町(現在の新橋一丁目)に小さな店を構え、 郷里の名にちなんで玉木屋と屋号を称しました。 当時は家伝の「座禅豆」で知られていましたが、時代が進み、三代目七兵衛のとき佃島の漁民が小魚を煮て売っていたことに着想し、 独特の風味を添えた「つくだ煮」を創りあげたのです。 「つくだ煮」は「座禅豆」とともに、当時最も華やかに開花していた江戸文化の中で 粋な通人たちの好みに合い、 それまでにもまして新橋玉木屋の名は江戸八百八町の隅々にまで広まっていきました。
2019-12-01 00:02
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