SSブログ

十軒店雛市 [むかしむくれて]

10ken_hinaichic_2

☆十軒店雛市・明治時代
 (東京都中央区日本橋室町)

 十軒店では春の雛祭りの前には雛市が、初夏の端午の節句の前には五月人形の市が立ち、大変な賑わいを見せた。
 他に、尾張町・浅草・池之端・麹町・駒込などでも雛市が開かれた。

10kendana6c

10kenhinamisec

10kendana_hinaichi2

10kendana_hinaichi1

10kendanahina

10kenhina_9

Hinaichi6

Hinaichi7

横線540

10ken_inari2

十軒店次郎右衛門・稲荷寿司


☆次郎公のいなりずし
 天保年間、「十軒店治郎兵衛」が屋台でいなり寿司を始めた。 明治時代、三代稲荷屋治郎の店では一日一万個を売り上げたといわれる。 明治三十八年日露戦争大山大将凱旋の際は、東京市役所から三万個の注文があったらしい。

横線540

10ken_map

10kendana_hinaichi3

横線540透明

Nina2_siebold

Hina_siebold雛祭り・江戸時代末

横線540透明

Edohina71○大奥の雛祭り
 徳川家光以降の御台所は宮家か京都より公爵の姫君を迎えていた。 その節句の雛飾りは京風であったといわれる。

横線540

Keshibuna_kyosen

Keshibina芥子雛・豆雛

横線540透明

Keshibina3

☆雛道具(三曲)
 佐賀県七澤屋 江戸時代後期 木製 漆塗 蒔絵
(箏)幅19.0cm 奥行3.7cm高さ2.3cm
(胡弓)幅2.0cm 長さ10.0cm
(三味線)幅2.6cm 長さ13.2cm

 箏・三味線・胡弓の三つの絃楽器を総称して三曲。 牡丹唐草文の装飾から七澤屋製のものと思われる。 外箱の貼紙に「梅印」とあることから、十一代鍋島直大継室栄子の所用品とわかるが、箱の裏面には「七宝印」と記されている。 七宝印は十代鍋島直正の長女貢姫(慈貞院)のお印。 貢姫から栄子に譲られたものであろう。

横線540

Kuniyoshi_3gatsu

○三月(道外十二月)
 雛人形の夫婦喧嘩、中に入るは張り子の犬。

☆夫婦・めおと
 フツーに読めば「おとめ」、元々日本の家族制度では女性が上だったといわれる。(母屋や角隠し、がその良例)

☆納雛の蕎麦(江戸時代)
 三月四日雛人形をしまう際、蕎麦を食べる風習があったらしい。


nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント