東光寺 [さいたま]
○堂山・花木山東光寺
蕨市錦町6-5
堂山(どやま)は、明治四年に廃寺となった花木山東光寺(三学院の門徒)の墓地です。 地蔵堂が残されており、中には本尊であった不動明王が祀られています。
○庚申塔〈寛文十年銘〉・市指定文化財
堂山にあるこの庚申塔は、寛文十年に東光寺住職ら16人により、全員の逆修供養のため造立されたもので、舟形光背に薬師如来像が浮き彫りにされています。
薬師如来像が浮き彫りにされた庚申塔は、類例が非常に少なく・保存状態も良好で、大変珍しく貴重なものです。
○庚申塔〈寛保四年銘〉
堂山にあるこの庚申塔は、寛保四年に造立されたものです。 正面には、青面金剛像・邪鬼・三猿が浮き彫りにされています。
女性中心の講によって造立されたもので、台石には100名の女性の名前が刻まれています。
☆花木山東光寺僧侶が大名の子に生まれかわったといわれる。
☆八百比丘尼が滞在したのが花木山東光寺、旧兼松羊毛株式会社蕨工場北方にあった。
☆八百比丘尼の植えた椿・八百比丘尼の守護仏もあったといわれる。
2018-07-07 00:00
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