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ヤマト [1960年代]

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☆ヤマト・東京都中央区日本橋大伝馬町9-10

 両国薪炭商に婿入りした木内弥吉、炭を小分け袋詰めして販売しようとしたが封止糊が腐り失敗、改良を加え腐らない糊を開発し行商を始めた。
 明治三十二年墨田区に「ヤマト糊本舗」を立ち上げヤマト糊製造販売開始した。
 1948年頃中央区横山町5に移転し「ヤマト糊工業株式会社」に分裂改組、矢的ヤマト糊(1955年認可)となる。  1965年「ヤマト株式会社」に社名変更。

※商売が大当たりするには「矢が的に当たる」、なのでヤマトになった。(現会社の商標が矢が的に当たるヤマト、木内弥吉が作ったのは倭糊→大和糊→ヤマト糊)

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大正九年

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☆1939年頃本所区東両国1-18に、ヤマト糊製造本舗・合名会社ヤマト糊本舗・合名会社木内商店が存在した。

※その後、木内商店を長谷甚商店が引き継ぎ販売を広げた。

※「ヤマト糊工業株式会社」が「矢が的に当たったヤマト印」を新たに作り商標登録した。

※元祖・本家・暖簾分けなどの関係は判らない。 

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☆明治三十年頃木内彌吉が糊の品質改良開始、明治三十三年腐らない糊の工業化に成功・「日本糊」の意味で「倭糊」と名付けて発売した。 明治三十九年「大和糊」に改称し全国に販充網、大正年間「ヤマト糊」に改称した。

※当時の大阪商品陳列所長藤井は、木内彌吉の知人。

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★大正時代に商標争いが起き、結局最後まで残ったのが「矢が的に当たったヤマト印」を商標登録した後発会社であり、「倭糊・大和糊」とは言えないらしい。 


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