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向山不動堂 [さいたま]

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向山不動堂
 上尾市向山1-13-39

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☆向山不動堂彫刻
 向山不動堂は、明治十年前後に、向山村と近在近郷の人たちの寄付によって建立されました。堂は向拝付の入母屋造で、本尊は不動明王です。
 指定の彫刻はケヤキ材を透かし彫りしたもので、堂の周囲三面に龍や鳳凰・十六羅漢と思われる図柄などがあります。
 堂の裏、欄間に明治10年2月10日から着手の彫りもあり、作者は明治中期ごろの名工(宮大工)山田弥吉こと山田右衛門(大谷本郷住、後東京へ出る)の壮年期の作です。
 堂の一面にだけ彫刻はありませんが、理由は不明です。

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☆向山不動堂彫刻
 向山不動堂は明治10(1877)年前後に、向山村と近在近郷の人達の寄付によって建立された。 堂は向拝付の入母屋造で、本尊は不動明王である。
 指定の彫刻は棒材を透かし彫りしたもので、不動堂の向拝と身舎周壁三面及び扠首下にはめ込まれている(北西壁には彫刻がない)。 向拝部が鳳凰・波と千鳥・獅子と牡丹・身舎は南壁に五尊、西壁に六尊の羅漢を主題にした図柄となっている。また、欄干や柱に施された鳥や竜の彫刻もすばらしい。
 作者は旧大谷本郷村に在住した宮大工・山田弥吉(本名浅右衛門)である。 弥吉の作例は稲荷神社(瓦茸)、勝願寺(鴻巣市)、蓮馨寺(川越市)などに見られる。 なお弥吉は、明治26(1893)年に49歳で没し、墓は弁財の昌福寺にある。


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