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重殿社 [さいたま]

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○重殿社本殿
 さいたま市緑区中野田1671
 江戸時代中期建立。

※重殿は蔵王殿の転訛とも、水殿に通じるともいわれ、川の氾濫を鎮める神だったらしい。 
※中野田は、沼田の中の意。

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☆重殿社本殿
 重殿社は旧中野田村の鎮守で、古くは重殿権現といいました。 境内には庚申塔など江戸時代のものが多く遺されています。 この本殿は一間社流れ造りという形式で造られ、屋根はこけら葺きです。 大きさは間口0.98m・奥行0.79mで、奥行0.75mの向拝が付いています。 向拝に「正一位重殿大権現」と書いた額が掲げられています。 その背面に「享保十一年戊午年二月位階遷宮、明照寺五世翠岩桂代、中野田村惣氏子」とあり、享保十一年に正一位を授けられたのを機に遷宮されたことが分かります。 重殿社本殿は建物の特徴からも江戸時代中期の建立と考えられ、こけら葺きの屋根がそのまま遺っている貴重なもので、平成4年に市指定文化財に指定されています。 建立年代を知る資料として額も併せて指定されました。

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○明照寺
 さいたま市緑区中野田1667

 古くは円福寺、領主春日景定が妻月宮院慶誉明正追福のために中興、明正寺と号した。 その後、春日氏は明照寺を菩提寺とした。 重殿社境内にある愛宕社は、春日氏守護神。


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