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毛長神社 [さいたま]

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毛長神社
 草加市新里町342

○毛長明神社
 舎人諏訪神社を男神・毛長明神社を女神とし、髪毛を管に納め御神体とした。 後に、髪毛は不浄の物とされ毛長沼に沈めたといわれる。

伝説 について

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 全国でも珍しい「女性の長い髪の毛」を御神体とする神社。谷塚駅の南西約2kmの毛長川沿い(新里町)に鎮座する。創建ははっきりしないが、棟札の写しには享保十年九月二十五日修築の記録があることから、300年ほど前と推定される。 髪の主は素戔嗚尊の妹姫、村の長者の娘など諸説ある。 鳥居は白の御影石造で、もとは水戸藩の屋敷内にあった鳥居を出入りの商人が譲り受け、神社の氏子の願いで移設したという。

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毛長神社・毛長沼にはいくつかの伝説が残る。

☆ある昔、醤油屋の娘が村を救うため人身御供となり沼に入り・その娘の長髪を御神体とした。(髪の毛は鎌倉建長寺に移されたとも)

☆ある昔、素戔嗚尊妹が身ごもり沼に身を投げた。 後に、太田道灌がこの地を開墾した際に長髪が絡まり、これを御神体とした。(髪の毛は鎌倉八幡宮に移されたとも)

☆毛長姫
 新里村に住む毛の長い娘、舎人村若者に嫁入りすることとなった。 ある時新里村に悪い病がはやり、舎人村と断絶された。 そこで娘は、嵐にもかかわらず一人で舟をこぎだしたが、風にふかれ沼に飲み込まれてしまった。 その翌日、舎人村岸辺に一束の長い黒髪が流れ着いた。


☆ムジナ大尽
 新里村に生まれた盗賊山鬼、ある夜吉岡家十四代当主亀太郎を狙って家に忍び込んだが、亀太郎は何とか家から逃げ延びた。 厳重に戸締まりしたはずのなのに雨戸一枚外れていた。 吉岡家に住み着いていたムジナがの恩返しと伝えられる。


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