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正幸寺の三碑 [ぐんま]

Syoukouji11

○正幸寺(前橋)

三日月の碑 「三日月や広い空にも曲げて置く」
十夜の碑 「祖父祖母の孫にもあまき十夜かな」
猫の碑 「麦飯にやつつる恋や里の猫」

 昔前橋城主坂井氏家老の娘が猫を可愛がり一時も側から離さなかった。 娘は年頃になり・猫は年老い魔物の性がが現れた。 かくして家臣は猫を斬り殺し、娘は嘆き悲しんで病となり死んでしまった。 その娘の追善のために建てたといわれる。

※正幸寺は朝7時と夕方6時に「時を知らせる鐘」として鐘を鳴らしている。 グンマでは、この時間に鐘を鳴らす寺が多い。


○グンマには猫に関する俗信が多い。

猫は魔物。
猫が一貫目になると化ける。
子供と同じ年の猫を飼ってはいけない。
猫を殺すと七代祟る。
猫は長く飼うな。
猫を頭に乗せると、「猫くぐり」ができる。 
猫の毛がのどに入ると、「のどけ」になる。
一貫目になるとめでたいのでお祝いする。(猫の一貫目祝い)  

※猫の話が多いのは、養蚕のネズミ除けとして猫を守り神としたためらしい。


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