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ぐんまわらべうた:故郷の唄 [ぐんま]

Gunma_jijibaba

じじーばばー
おれの目にごみがへったから
こまででかき出せ ほうきではきだせ

※じじーばばーは、あけび・春らん

桃栗三年 柿八年
ゆずの馬鹿めが十八年

牛のしょんべん 十八丁
これつもずいぶん 長いな
ああ 長いな

こうもり こいこい とんでこい
おまえのぞうりは くそぞうり
おれのぞうりは 金ぞうり

ひばりひばり 下りてこい
早く下りぬと 子をとるぞ

からすからす かんがらす
先のからすが 後んなれ
後のからすが 先んなれ
からすからす かんがらす

しなば死ね いきれば生きろ
※捕った魚が死にそうなときに

おっぺけぺっとん ぺけぺっとん
かえるのまなこに きゅうすえて
それでもとべるか とんでみろ
おっぺけぺっとん ぺけぺっとん

つのんでーろ でーろ
出なきゃ 代官様へもってって
なたとかまで ぶっきるぞ

てっこはっこ いたか
となりへ お茶のみいったか

ちちぐも ちちぐも
下に火事あるから 天上にのぼれ

くもくも よめごがくるから
おこわをふかせ

ちゃんのまら ちゃんのまら
おまえのきんたま どんなでっけ
※おけらの唄

とうろとうろ おれじゃあねえぞ
三年前のからすだぞ
※かまきりをいじめた時の唄

みょうきんみょうきん
みんながくるから にげろ
※蝉の唄

はちはち おれをさすと子をとるぞ
その子が死んだら またとるぞ

いちいち 山へ行って
避け一升買ってこい
※テントウ虫の唄

ばったばった 機おれ

ひとのかげになるやつは
盆のぼたもち くいすぎて
正月三日に死ぬように

風さん風さん やんどくれ
やんだらお嫁を とってやる。

じろたろ たっぺの子
たっぺが生えたら ふんづぶれ
※霜柱の唄

浅間山から 鬼がけつ つんだして
なたでぶっきるような 屁をたれた

ちゅーちゅーだんご 出さっせ
明日の晩は おみとうだ
※辻生団子

へぴやむかでも どーけどけ
小柏どんの おとおりだ

おじいさん おおばあさん
米一升 粟一升 やるから
目のごみ 出してくれ

やんめ やんめ くそやんめ
せっちんぼうきで はき出すぞ

いぼいぼ わたれ
一本橋 わたれ

でんじゅう まんじゅう しきった
※指切り唄

別れのしるしに たこ三つ
お父さんとお母さんに わけとくれ
※さよならの唄

かえるのぼたもち しょってきな

おとことおんなと豆いり
いってもてっても 生臭い

おとこのなかまにおんながひとり
なべにほうろく あぶないところ

おんなのきのぼり みっともねえ
下から見れば あなだらけ

やかまがしかまで 十二釜
一かまのこして みんかぶれ

ひとまね こまね 酒屋の狐
酒の粕くれて 追い出せ追い出せ

痛けりゃ いたちのくそを
三文買って 三年つけろ

いいとこ 床屋の縁の下

ちゃんぽこ 茶釜が 煮えたった

ちんかん やんかん
やがねのほい せっせのせがれ
※こままわしの唄

きょうは 二十八日
しりまくりのごようじん
※着物の尻まくり唄

あーぼひーぼ この通り
このよなかますに 十かます
※大人の唄・せりたたきの唄もある

じいさん ばあさん 聞いとくれ
あかねのふんどし 買っとくれ

子どもと子どもがけんかして
薬屋さんがとめたけど
なかなかなかなかとまらない
人たちゃ笑い
親たちゃ怒る
※指

親と親がけんかして
人々とめて
仲良くなって
薬屋さんが笑う
子どもたちゃ怒る
※指


☆男と女と豆煎り、鍋にほうろく危ないところ
 煎りは入り、鍋は若女・ほうろくは年増、火遊びは危ない、といわれる。
※利根では「男と女と豆煎り、煎ってもいっても生臭い」

わらべうた について


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