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上野国の由来 [ぐんま]

Kouzuke12

○上野国の由来
 古くは「毛野国」と言っていたが、広すぎるので都に近い方を「上毛野国(かみつけののくに)」・都から遠い方を「下毛野国(しもつけののくに)」と分けた。
※「つ」は助詞で「の」の意 
 時は大宝律令、国名を二字で表記する事になった。 この結果は、「毛」を取って「上野」と「下野」になったが、読みはそのまま残り「かみつけの」と「しもつけの」であった。  時とともに、「しもつけの」→「しもつけ」となり、「かみつけの」→「かみつけ」→「かんづけ」→「かうづけ」→「こうづけ」と変化した。

 また群名は、車評(評は群の意)であったが、群名も二字表記することになり「車」一字であったため無理矢理「群馬(くるま)」と読ませた。 これがやがて、馬の産地でもあることから「群馬(ぐんま)」と読まれるようになった。


○上野国物産品
苧・絁・布・麻・(絹糸)・帛・席(ムシロ)
鹿革・履物用牛皮・膠・樺皮・筆・紙・櫑子

紫草・紅花・青木香
黄耆・細辛・芍薬・当帰・防風・銅牙・胡麻・黄芩・升麻・干地黄・蜀椒・麦門冬・附子・猪蹄・杏仁・零羊角


☆にべもない
 「にべ」は膠(ニカワ)のこと。 しっかりくっつかないと、愛想無し・そっけない。


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