国立療養所栗生楽泉園 [ぐんま]
○国立療養所栗生楽泉園
「らい予防法」により園長には患者を逮捕・懲戒する特権が与えられ、直轄の厚生省からは遠く離れ、警察も手が出せない、治外法権なる所であった。 なかでも特別病室の実体は牢獄であり、無期限・無治療・食事はにぎりめし一個に梅干し一個であり、獄死者は18名といわれる。 1947年、ついに患者達が団結して立ち上がり、厚生省・国会から調査団が立ち入ることとなり、特別病室は廃止され環境は改善され・特効薬プロミンの投薬も始まった。
2014-08-08 00:00
nice!(0)
コメント(0)
コメント 0