グンマの昔：竹なんご

○竹がえし
　細螺弾き・細螺おしゃくい、グンマでは「竹なんご」。　竹ベラには表裏があり、紅白など色がついていることもある。　

○なんご唄（お手玉唄）
お一つお一つお一つおとしておさらい
お二つお二つお二つおとしておさらい
お三つお三つお三つおとしておきらい
お四つお四つお四つおとしておさらい
おてきげおてさげおとしておさらい
おてばさみおてばさみおとしておさらい
おちりんおちりんおとしておさらい
おまっけてしょつけおさらい
おひだりおひだりおとしておさらい
玉がっきり玉がっきりおとしておさらい
おんばさんおんばさん
おんばさがっきりおさらい
おにぎりぶちおにぎりぶちおとしておさらい
おこさなぶちおこさなぶちおとしておさらい
くぐらせくぐらせくぐっておさらい
わたらせわたらせわたっておさらい
おかしあげおかしあげおとしておさらい
おかっきりおかっきりおかっきりおとしておさらい
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一かけ二かけ三かけて四かけて五かけて
橋かけて瘡のらんかん手をこしに
はるかむこうをながむれば
十七八の姉さんが
片手に花持ちせんこもぢ
ねえさんねえさんどこいくの
私は九州かごしまへ
さいごうたかもりの娘です
切腹なされたとうさんの
お墓まいりにまいります
お墓のまえで手を合わせ
なんまいだぶつとおがみます
おがんだあとに何が出る
たましいがふわりふわりと
そのまたあとにはじゃんけんぼい
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青葉しげれる桜井の
里のわたりの夕まぐれ
木の下かげにこまとめて
ム世の行末をつノ人バソくと
しのぶよろいの袖の上に
散るほ涙かはた露か
正成涙をうちはらい
わが子正行よびよせて
父は兵庫におもむかん
かなたのうらにてうち死せん
汝はここまで来たれども
とくとく帰れ故郷へ

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竹返し