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グンマの昔:すみつかれ [ぐんま]

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○スミツカレ(シモツカリ・オトカ・オトカツキ)
 大豆を炒って大根・人参のすりおろしと煮付けたもの、中に鮭の頭とか骨を入れることが多い。 節分後の初牛に食べる。  何軒もの家のものを食べるほど無病息災に暮らせるとされ、いっぱい作って近所に配る習慣がある。  

※洪水地帯では火事は恐ろしい事であり、初午の日にスミツカレを藁製のつとに入れ 稲荷にあげる。 この日は火事になるからと風呂を焚かない、銭湯も休む。
※地域によっては、ぬかみそに塩引きの頭を入れた。

横線540透明

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○しもつかれ・しもつかり・すみつかれ・すみつかり
 煎った大豆を、塩鮭の頭・ニンジン・油揚・酒粕・などと大根おろしを合わせ、酢・醤油・砂糖などを加えて煮たもの。  平安時代の「すむつかり」が源とされる。 これは、煎ったばかりの大豆に酢をかけると皮に皺がより、それが子供がむずかる顔に似ているので「酢憤り(すむつかり)」。

横線540透明


☆シモツカレ
 中世の「宇治捨遺物語」や「古事談」に記載あり、古くは近畿地方でも食べられていた。

☆しもつかれ
 トチギにおいては、由来は「酢むつかり」・「下野ばかり」の説もあ る。


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