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グンマの昔:雪隠雛 [ぐんま]

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○セッチンビナ(セッチンヨメゴ・セッチンベーナ)
 正月十四日に便所の神様を祭る。 紙またはトウモロコシの皮で作った人形を便所に飾る。 セッチンビナは男神女神なので、二つ(一対)作られる。  

※売りに来た絵姿(花魁の立姿など)を便所に貼ることもある。(便所神:ウッサンミョウサマ )

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○セッチン参り(オヒヤ参り)
 生児を抱いて近所三軒(自宅含)の便所にお参りする。 この時、橋を渡ってはいけない。 生誕三日目か七日目にすることが多く、その方法は地域により異なる。 便所に供え物をするのは、便所神(セッチンヨメゴ・ウッサンミョウサマ)への信仰があったためでもある。(「落ちると危ないと」いう事もあったらしい)

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※生児の額に「犬」と書き、豆を配る。→オヒガミメエリ@利根
※生児の額に☆印(男は黒、女は赤)を描く。→クライボシ@前橋

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Settin21

Settin85

Settin86

横線540

☆祇園の「院の子」
 「犬の子」の意、犬は妖魔を見つけては 吠えて追い払うといわれた。


☆雪隠
 禅寺で便所のことを西浄といったのが源ともいわれる。
※「クソを喰らって西へ飛べ」も同源。


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