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モロゾフ [さいたま]

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☆モロゾフ・神戸市東灘区向洋町西5-3
 1931年葛野友槌「神戸モロゾフ製菓」設立、日本に亡命していたロシア人フィヨルド・ドミトリー・モロゾフの指導でチョコレートを製造販売するも返品などて営業不振、直営店販売に踏み切った。 1936年「モロゾフ製菓」に改称、1941年世情悪化で菓子製造不可、1945年空襲で全焼失。  1946年喫茶店開業、1952年カカオ豆輸入許可となりチョコレート生産再開した。
※1936年2月二代目葛野友太郎が米人記者から欧米習慣を聞き・日本の英字新聞に広告を出した。 これが日本のバレンタインデーの始まりといわれる。

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 1924年神戸にやって来たモロゾフ一家、1925年洋菓子店[Confectionery F.MOROZOFF]を開業、日本の夏ではチョコレートが溶け苦労するも、神戸明治屋を中心に三越や大丸へと東京に販路を伸ばした。
 1931年事業拡張のため福本義亮の紹介で出資者葛野友槌と契約を結び「神戸モロゾフ製菓」がはじまったが、契約内容のトラブルでモロゾフ一族は解任され、1936年やむなく和解勧告、その後フョードルの子のヴァレンティン・フョードロヴィチ・モロゾフが「コスモポリタン製菓店」を開いた。

※売り上げに比例した報酬をモロゾフ一族に支払う契約だったが、社長葛野友槌が会計帳簿を公開しなかった。 詳しくは「大正十五年の聖バレンタンイ」。


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