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高崎 まちあるき (2) [ぐんま]

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○水村園(水村屋)メモ
 高崎市本町123-1
 安政四年創業

☆小見家住宅(水村園)隠居屋
昭和前/1927
木造2階建、亜鉛葺、建築面積36㎡
 敷地の東北隅に建つ桁行4間,梁行2間半規模の木造2階建,南北棟,寄棟造,桟瓦葺建屋で,2階を8畳と4畳半の隠居部屋とし,西北端から幅半間,長2間の廊下を西方に突出し,2階西端に便所を置く。水村園における住居構成の変遷を物語る遺構。  

☆小見家住宅(水村園)レンガ蔵
大正/1912-1925
煉瓦造2階建、瓦葺、建築面積53㎡
 敷地の東辺沿い,着物蔵・味噌蔵・新蔵に向きあう位置に建つ。桁行7間半,梁行2間の規模で,東面は煉瓦造防火壁を利用し,西面は木柱を建てて吹放ちとし,南北棟の桟瓦葺寄棟屋根を架ける。煉瓦造と木造の混合構造による数少ない事例のひとつ。

☆小見家住宅(水村園)湯殿
大正/1912-1925
煉瓦造平屋建、瓦葺、建築面積12㎡
 敷地の東辺沿い,新座敷に向きあう位置に建つ。境界塀を兼ねる煉瓦造防火壁から西方に長1間の煉瓦壁を3枚建てて,風呂場・ボイラー室・便所の間仕切壁とし,桟瓦葺の寄棟屋根を架ける。便益施設とはいえ,フランス積にするなど丁寧な仕事ぶりが窺われる。

☆小見家住宅(水村園)新蔵
明治/1887
土蔵造2階建、瓦葺、建築面積23㎡
 味噌蔵の北方に位置する桁行3間半,梁行2間規模,南北棟,切妻造,桟瓦葺,平入の2階建土蔵。棟高は一番高く,東面に観音扉を付ける。内部は現在は南妻面に階段を取付け,2階の西と北の2面に造りつけの茶箱を配する。茶舗の歴史を物語る土蔵として貴重。

☆小見家住宅(水村園)味噌蔵
明治/1868-1911
土蔵造2階建、亜鉛葺、建築面積29㎡
 着物蔵の北方に位置し,着物蔵北妻面との間1間幅のところに蔵前を設ける。桁行3間半,梁行2間半規模,南北棟,切妻造,鉄板葺の2階建土蔵で,道路拡幅により失われた店蔵及び主屋寄りに在って,新座敷・着物蔵とともに屋敷構えにおける内向部を形成する。

☆小見家住宅(水村園)着物蔵 明治/1868-1911 土蔵造2階建、瓦葺、建築面積17㎡  新座敷の北妻面に接して建つ。桁行2間半,梁行1間半規模,南北棟,切妻造,桟瓦葺の平入2階建土蔵で,東面を戸前とする。規模的には土蔵群の中で一番小さいが,棟の高さは新蔵に次いで高く,防火帯としての土蔵群の中核的位置を占める。

☆小見家住宅(水村園)新座敷
明治/1906
土蔵造平屋建、瓦葺、建築面積22㎡
 水村園は幕末期創業の老舗の茶舗で,高崎城下町時代の町割である間口9.6m,奥行46mの南北に細長い敷地に土蔵群を棟を接して建ち並べる。新座敷は,防火壁としての役割を担った土蔵群の南端に位置する10畳規模の座敷蔵で,初代の隠居屋と伝える。


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