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江戸の稲荷鮨 [むかしむくれて]

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☆稲荷すし
 篠田ずし・信太ずし、ともいう。 古くは江戸では濃口醤油煮・俵型、上方では淡口醤油煮・三角・具入り、であったらしい。
※江戸では、当初わさび醤油でたべたともいわれる。

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☆稲荷鮨
 天保年間、簡単と低廉で庶民の間に急速に広まった。 弘化二年頃、油揚の中に雪花(きらず・おから)を詰めて売り歩いた。
※一時、狸鮨なるものがあったらしい。
※天保年間の飢饉でおからを使ったのが始まりともいわれる。

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稲荷寿司(近世商賈盡狂歌合)

☆稲荷ずし
 古くは細長く作り・包丁で四つ切りにして売っていた。 関東では四角のあげに白いすし飯、関西では三角のあげにかやく飯だった。
※大分には「とっきんずし」なるものがあったらしい。

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Tsurikitsune☆釣狐
 猟師に一族をみな釣り取られた老狐が、猟師の伯父の白蔵主という僧に化けて猟師のもとへ行く。 白蔵主は妖狐玉藻の前の伝説を用いて狐の祟りの恐ろしさを説き、猟師に狐釣りをやめさせる。 その帰路、猟師が捨てた狐釣りの罠の餌である鼠の油揚げを見つけ、遂にその誘惑に負けてしまい、化け衣装を脱ぎ身軽になって出直そうとする。 それに気付いた猟師は罠を仕掛けて待ち受ける。 本性を現して戻って来た狐が罠にかかるが、最後はなんとか罠を外して逃げていく


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