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グンマの昔:大場七景由来七不思議 [ぐんま]

Ohba11

○大柏木大場七景由来七不思議(吾妻郡東吾妻町 )
 いずれも蒔田左大弁豊春郷にちなむものである。

①かじかが京
 大柏木大場に住み着いた姫が、ほとりの池から清水をくんで産湯をつかわせた。 この池には白い魚が棲み、捕らえると大雨になるといわれていた。

②大柏木大場(大場のまがり松)
 大場三郎豊秋が剣修行に使ったとされ、蝉がたくさん鳴くと豊作になると言われていた。

③土﨟が平
 母君が七日七夜法華経を唱え眠るがごとくなくなったとされる。  
 花ちりて紅葉の後の雪の山  詠もあかん上ろうが平

④お乳が窪(おじが窪)
 乳母を上ろうが平の西窪に葬った。 この地に乳腺草というのがあり、爪で切ると乳のような水が出てくるので、妊婦が植えると乳がでるといわれる。

⑤乙鳥岩
 三郎が独り身となったので大きい岩窟に住むと、ツバメような大鳥が衣食を運んできた。  
 心あらばたおりて行かん女野花  乙鳥岩の主になびけや

⑥独呑の井
 三郎が水を得るのに苦労したので神に祈ったところ、岩のくぼみに清水が湧きだした。

⑦目くら神
 夜な夜な琵琶の音が聞こえ行人を苦しめるというので、三郎が退治した。 そこには髑髏が残され、その訴えを聞き葬ったとされる。 眼病に御利益があるとされる。
 祈りなば闇も月夜に照らすべし


☆大場の天狗(吾妻町大柏木)
 昔、京都公卿蒔田左大弁豊春の姫が身重となり乳母とともに東国に下り大場の地に身をよせた。 やがて生まれたのが「大場三郎豊秋」、最期には両腋に羽を生じ・天狗の姿となり天高く飛び去った。


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