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白沢村伝説(現沼田市白沢町付近) [ぐんま]

Shirosawamura21

ツモノガシ→女の人がゆっくり・楽しく・遊ぶこと
セッチュウラク→自分に都合の良いことをしゃべる
ズッケ→等価交換
コクゾッコ→微量
ヘンゲール→話がわかる
ヤレテ→布などが古くうすくなる
チャンガラチャンガラ→うまく歩けない

○文治年間九郎判官義経が頼朝に追われ奥州に向かう途中、主従三人が谷間に逃れたのが「三騎石」。 道行く人は、石を拾ってその上に積み重ねて之を隠すことが義務づけられている。

○田植えで忙しいときに、手伝いにかり出されたのが「田植地蔵尊」。

○狐の嫁入行列が通ったといわれるのが「化物石」付近。 その他にも数々の怖話がある。

○湯番の娘に惚れた若者が損馬骨を投げ込んだので水となり消えたのが「米山の湯」、 湯薬師の石祠が残る。

○弁慶坊が釣鐘を持ち去ったのが「雲谷寺の鐘」、本尊延命地蔵様が若い坊さんに姿を変え追いかけたがダメだった。 ※実際は武田勢に持ち去られたらしい。

○昔から天狗が住んでいたのが「岩坂の天狗」。

○多くの人が願掛けに来たといわれるのが「楢の木様」。

○片品川渓谷を描こうとした絵師が、霞で見えなくなる日が続いたので、あきらめて絵筆を捨てて帰ってしまった。 その筆が根付いたのが「片品川の筆草」。

○生枝五十三石の半分を条件に大阪へ行った太郎、死んだと思ったが生きて帰ってきたので家族三人とも村人に殺されたのが「太郎三人様」。

○大洪水となった片品川を鎮めようと、聖心法院が身を沈めた渕が「聖が坊」。

○正平二十三年、落ち延びてきた新田義宗が流矢に当たり死んだのが「打伏の森」(打伏明神)、義弟脇屋義治が死んだのが片品村土出「山妻在明神」。

○立岩清岸院の殳鳳の母「のぶ」が北条勢をけちらしたのが「古語父の鬼女」。 のぶ女の洗濯岩としても残っている。

○河童がいたのが栃又橋の観音渕。

○狐の恩返しといわれたのが、上古語父・千手観音「野地穴の狐」、浦島狐ともよばれる。

○鍛冶屋が金銀鉱石を掘り当て都で遊び歩いているうちに、山火事ですべてを焼け尽くしてしまったのが「金屋の長者」。 どこかに金銀が埋まっているとの噂だけが残った。
※朝日長者としての話でもある。

○唐天竺から渡ってきたといわれるのが「六算の神」。

○村端の水車小屋には、アズキゴシゴシが出たといわれる。

○昇天俄続くと雨乞い(雨乞山・想台山など)、長雨が続くと天気祭り(助太刀人形)祈祷を行った。

○塩原太助が江戸へと愛馬青と別れたのが「一本松」、
八百比丘尼が植えたとされる。


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