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松井田伝説 [ぐんま]

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○碓氷貞光
 碓氷の荒太郎・荒童子ともよばれ、怪力だった。 これを土産としたのが、碓氷峠の「力餅」。 貞光梨というのもあった。

○十九夜様・十九夜念仏
 お産の神様、三月十九日が祭日だが、農繁期を避け二月十九日に行うことが多い。

○天狗
 目撃情報多数。 谷急山ケゲンが穴・角内山・オヤン沢、など。

○狐
 狐に化かされた人も多数。

○丸目蔵人
 剣客丸目蔵人が、坂本町城山頂上に道場を建てたとされる。

○山賊
 灘の佐太夫なる山賊がいたといわれる。 怪力で殿様の駕籠を一人で担ぎ峠を越えたといわれる。※池を堀り・田を開いたともいわれている。

○国境争い
 昔、上州側と信州側から牛を峠に向かわせ出会った所を国境とすることにしたが、信州側が鶏を蒸して鳴かせたので一時間早く出発し浅間山山頂は信州の地となった。  しかし、上州砥沢では「上野国の国や砥沢で鳴くやほととぎす」と宣伝し、砥沢地区は上州領となった。 これに対し信州側は「信濃国浅間山」と宣伝したので、浅間山は信州領となった。

○入山
 松井田町入山から六合村に移り住んだ人々が、懐かしみ六合村入山となづけた。

○千ケ淵
 子守っ子「おせん」が落ちたのが千ケ淵。

○キイジオトシ 
 キヘイジなる者が尾根から落ちたところが、キイジオトシ。

○箱尾山
 九十九谷しかなかったので、寺が建てられなかった。

○左渕
 貸椀伝説があった、主はオカバミ(蛇)といわれる。

○キツネガヤ
 岩鼻代官所の役人が一言「今鳴いたのは狐かや」、なのでこの地をキツネガヤ。

○インキョヤシキ
 佐藤八左衛門(狐萱の開祖)が隠居したといわれる。

○クツヤシキ
 元気に働く土地の年寄りが、免租地をもらった。 そのとき「ご苦労であった、くつでもつくれや」と一言。 
※クツは沓のこと。

○女房屋敷
 佐藤八左衛門(狐萱の開祖)の妾がいたといわれる。

○安中さまの鉄瓶
 安中藩の殿様に番茶と大根葉漬を出したところ、後日鉄瓶を持ってきてくれた。

○ツーラギ
 田屋橋下の淵には大蛇がすんでいた。

○ヒズメ石
 新田義貞の馬のヒズメ跡といわれる。

○ところてん坂
 馬方が、遠くから銭を箱に投げ込み・馬を止めることなく・トコロテンをかっこんだとされる。

○コロモが岩
 高岩の白岩には仙人が住んでいた。

○清鏡の淵
 清鏡の淵に斧を落としたら、榛名湖に浮いていた。 

○原の七不思議
 木を売らない木屋・棒を作らない榛名・梨を売らない梨屋・車をしない車屋…、たんなる屋号のダジャレ。

○星穴
 昔、日本武尊命がムスビを投げて開けた穴。 五科にはふんばった足跡がある。

○弘法井戸
 ハンネシ山の茶屋二軒のうち、上の茶屋では弘法大師の求めに水をだしたので、お礼に弘法大師が杖で地を挿し井戸を作った。 下の茶屋は弘法大師を無視した。

○霧積温泉
 二歳忌み・十一歳忌み、があった。 十一十一と鳴く慈悲心鳥伝説も残る。

○霧積温泉
 狩人の犬が傷を癒していたので「犬の湯」とよばれ、後に「入りの湯」、大正時代には「霧積(きりずめ)」となった。 一軒宿金湯社が1910年の洪水で流され、翌年金湯館ができた。

○霧積温泉
 四月十五日は、天狗様御用達となる。 また八日に来たら九日に帰ってはいけない。

○白髭神社
 日本武尊命が東征のおり、白髭の翁が深い霧の中を案内したといわれる。

○小柴の不動様
 弘法大師の投げた筆といわれる。

○大武士神社
 熊野神社の飛地境内といわれ、目玉の化け物が出たらしい。

○雨池
 和泉峠南の雨池(サゴシの池)には竜神が住んでいたが、ある時下平の八幡様の池に引っ越したといわれる。


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