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大泉伝説Ⅱ(現大泉町) [ぐんま]

Ohizumi22

汁かけ飯を食うと、外へ出てから恥をかく
○赤飯に汁(湯)をかけて食うと、嫁にいくとき雪(雨)が降る
○七草粥をふいて食うと、田植のときに風が吹く
○あったかい飯は、一番さきに仏様へあげろ
○箱膳は向かって左が飯、右に汁
○飯をこぼすと、食えない子になる

○家を出るとき針を使うもんじゃない
○子どもの火あそびは、寝小便のもと
○うそをいうと、鬼にべろをぬかれる
○爪を切って、その爪が火の中へほいると、きちがいになる
○便所の掃除をすると、それだけ長生きをする
○神様の前で小便するもんじゃない
○鳥の鳴きまねをすると、ロっぱにやけどする
○中気には、桑の木の根っこがきく。煎じて飲む・桑の木の茸を煮て食べてもよい。
○腎臓病には、トウモロコシの毛と殻が、腎臓によいといった
○できもんには、ドクダミの根っこを煎じて飲む、茎でもよい
○ムシ歯には、もち草を練って、丸めて、ムシ歯にほさんでおく
○ひょうそうには、ドジョウの骨だけをとって貼る・こやし虫(かぶと虫の幼虫)のはらわたをとって
○ヨウノメには、モグサの灸
○イボには、蛇のぬけがらでイボをこする
○ハコベは乳のでる薬、うでて食べてもよいし・煎じて飲んでもよい
○スイセソは、根っこをすって貼ると乳のはれたのによい
○ヘチマの水は、肌によい。 茎を切って、切り口をビンに入れてておいて水をとる        
○トリクサは、土用三日に医者殺し(ゲソノショウコ)・ドクダミなどをとってきて、かげ干しにしておいて煎じて飲むと胃腸によくきく
○ザクロの皮は、腹痛をとる子どもの虫薬
○トウヤクは腹薬、山に生えているが、どこの山にもあるというわけではない
○ヨモギは、胃腸の薬          ′
○ハナカキ(正月の削り花にする木)を、蒸し焼にして粉にし・これに酢とうどん粉でこねてを患部 にはると、捻挫・打撲にきく
○タラッペの幹を節分の前に切ってきて、これを煎じて飲むと糖尿病にきく
○アマカチゲーロ(雨蛙)を、生きたまま飲むとぜんそくにきく
○シマ蛇は胃病の薬、焼いて粉にしたものを用いると精力もつく
○田圃にいるマゴクロ虫は、かんの薬
○ミミズは、熱さまし
○眼病・メカイゴは、箕を井戸にのぞかせて「治れば、みな見せる」という
○歯は、妻沼の白山様に参り・オサゴを供える。 下の歯が抜けると、屋根の上に「おれの歯は弱いから鬼の歯とかわれ」といって投げる。上の歯がー抜けると、縁の下に同様のことをいって投げる。
○シビレには、ツバをおでこにぬる
○イボは、盆様にあげたナスで作った馬の足(オガラ)でイボをなでる
○ほうそうには、竹を四つに割り棚を作って、赤・青の紙でご幣をまわりに立て、これにご飯を供えて(ほうそう神様)、座敷の天井から下げる。
○鼻血がでたきときは、チソゲをひっばると、とまる。
○風邪は、オギョウ様(かぜの神で、イシギョウ様ともいっている)に、オサゴを持っていって供える
○感冒の流行るときは、大豆を炒って・この妙り豆に家中の者の息を吐きかけて紙に包み・一銭か二銭入れておく。 かぜ祭りの当番の者が、適当な大きさの箱に藁で作った三角屋根をかけ・これを二本の竹棒にしばりつけてl二人でかついで、村中の家を一軒一軒まわって行く。 各家でほ、この箱の中へ豆と銭の入った包みを投げこむ。 当番は、「おーくりしょ、おーくりしょ、かーぜのかみ、おーくりしょ」といいながら家をまわり終ると、村はずれの二本の辻へかついで行って捨てて、あとをふりむかないで逃げ帰ってくる。
○方位やぶり(よけ):病気になったとき、オガミヤに釆てもらい祈躊してもらう
○疫病をよけるために十二月、メカゴに柊をさして、家の入口につるす
○台風が来るときにほ、竹竿の先に鎌をさかさにしばりつけ、庭先に立てる
○蛇の皮で財布を作ると、金がたまる
○産婦が産み月になると、蛇のぬけがらを腹巻きの中に入れるとお産が軽い
○ひよこが成長して、最初に産んだ鶏の卵を、産婦に食わせるとお産が軽い
○葬儀のとき、棺を引っ張るさらしのゼソツナをとっておいて、お産のとき腹に巻くと、お産は軽い
○ほうきをまたぐとお産は重い
○長居をしている人には、ほうきに何かをぶっかけて立てておけ
○近所の火事のとき、火がとんできてもつかないようにと、稲荷様の屋根に水をかける
○大正月のおしめを一月十四日に燃やすが、その灰を水に溶かして、屋敷のまわりにまくと火よけ・ヘビよけになる
○二月初午にほ針を使わない、蚕に蟻が入るから針を使わない
○萩の箸は嫌て、藤原長良(鎮守様)が山に行って萩で目をついたから
○お鉢をたたいてほいけない、お鉢をたたくとオトーカ・オサキが集まる
○坂田の森家では餅をつかない、餅は親戚から貰い、イモ(唐イモ)を三が日たべる
○三が日は神様に対して米の餅をくうなといい、米を粉にしてマンジュウ(アン入りのネリモチ)にし てたべ・四日になって年内についた餅をたべる家もある。
○もち米の餅は正月三が日食べてほいけない、食べるとでき物ができる
○箒をまたぐな・箒をふんづけるな・箒で人をたたいてほいけない、ばちがあたる(ホウキ神)
○二月の初牛には風呂をたてない
○蛇は神様だから大事にしろ

※土用の丑の日に、泥鰌を食べ・ドクダミの葉を浮かせた風呂をたてる。
※土用の丑の日には、「ウ」のつく食物(瓜や梅干など)を食べ・牛を水浴させ・入浴(丑湯)した地域もあった。

(成就院不動明王)


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