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大泉伝説(現大泉町) [ぐんま]

Ohizumi21

○天狗を祭ったのが宇原大明神、「喜之松」なる男が天狗になったといわれる。
○きつね塚・たぬき塚
 宿に泊まった身重の女が女の子を産み、恩返しに宿で働くことになった。 母娘とも美人で、ある時若い武士をめぐり三角関係となり・激しい争いとなり、すすきが原へと戦いの場は移った。 翌朝村人が見たものは、傷だらけで死んだ大狐と若狸であった。

○家に入った盗人を斬ったら、どこかで見たことのある顔だったので、万願寺「夜盗の墓」をたてた。 
※子供の夜泣きに効くといわれた。

○龍泉院にあるのが「雨乞の龍」の掛け軸。

○向拝柱を短く切ってしまい果て大工に、妻「おりゅう」が組み物を教えたが 妻に教えられた事がバレるのを恐れた大工は「おりゅう」を殺してしまった。 後悔遅く、悔やみきれない大工は必ず「竜柱」を建て、亡き「おりゅう」を祀るようになった。
※大工が少しの間違いなくたてまえができると、後にその家で間違いが起こると言われた。 そのため、縁起を担いで、大工が故意に間違えることがあった。

○呑竜様(御本尊)に、毎年新しい着物を着せ・一年経つと裾ががきれてしまうのは、子供を守るため国中をまわっているから。

○昔、呑竜様と聖天様が会う約束をしたが、聖天様がいくら待っても呑竜様は来なかった。 「待つのはイヤダ!」、というので松は嫌い。  だから、妻沼では正月の門松には松を使わない。

○小泉城は七夕の朝に落城したので、小泉地区では七夕祭りは無し。 
※七夕には白蛇がでるとも。

○白之内・八幡宮の祠脇の藤の木、その根本を七回まわると白蛇が出た。

○ある商人が丸木の一本橋を渡ろうとすると、大蛇がとぐろを巻いていた。 しかたないので裾をまくって川の中を渡ると、足に当たるものがあった。 それは、大判・小判の入った包みであったので「蛇の長者」と呼ばれた。

○村に度々やってきた托鉢僧、うどんが大好きだったが思うように食べられなかったのを苦に利根川へ身投げした。 村人が哀れに思いまつったのが、古海観音堂「溺死観音」。  「川っぺり観音」・「つっかかり観音」・「めんこ観音(麺の意)」ともよばれる。

(小泉神社本殿)


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