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山と谷の伝説 [ぐんま]

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○袈裟丸山
 弘法大師諸国巡業のおり利根の山に一寺を建立しようとした。 これを嫌った天狗が一谷かくしたので九百九十九谷となり、弘法大師はあきらめざるをえなくなり、落胆のあまり着ていた袈裟を丸めて放り投げた。 これが「袈裟山」。

○[稲含山の神]対[榛名山の神]
 稲含と榛名と貫前の神々は三兄弟、稲含の神は湖の稲含山・榛名の神は榛名山・貫前の神は一の宮に住むことになった。 ある時、稲含山の湖(那須の七池)とサルオガセを交換することにした。 しかし、榛名の神は山麓のサルオガセしか渡さなかったので喧嘩となり、怒った稲含の神が榛名山めがけて大岩を投げたが途中の神成(富岡吉田)に落ち、ベットコ岩とよばれた。(蛙のこと)
 こうして、稲含(秋端村)と榛名は村民あげて仲が悪くなった。 現在、榛名神社が榛名山中腹(榛名坂)に分祀されているのは、榛名神社の神札を受けた村人が村まで持ち帰らずに途中に置けるようにと石祠を作ったとされる。

○太郎坂(富岡蚊沼・丹生付近)
 クモが女の人に化けては通る人を食べていた。 そこで豪傑なる人がクモ退治に行ったが、クモに糸をまかれて動けなくなった。 そこで、手に唾をつけて糸を取り・クモを退治した。


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