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新里村伝説(勢多郡新里村、現前橋市) [ぐんま]

Ryumon

○弘法大師が杖で掘ったら清水が湧いたのが「弘法の井戸」。
○藤原秀郷が植えたのが、板橋・秀郷の末並木。
○藤原秀郷が橋を渡る途中で足下を見たら大ムカデだった。 そこでムカデを象って鳥居にしたのが「板橋・百足鳥居」。
○藤原秀郷が戦勝祈願に杉を植えたのが「藤太杉」。
○赤堀道元の娘のお供が責任を感じて腹を切ったのが「地蔵坂(腹切り坂)」

○上板橋に小豆洗い(アズキゴシゴシ)がでた。 見た人もいた。
○機織りを眺めていた六部に少し切ってあげたら、その機はいくら切っても次々に織れるようになった。 六部は弘法様だった。
○村の随根和尚のところに、夜な夜な「ズイコン、ズイコン」と遊びにきたのは狐だった。(随根狐)
○竜興寺住職の手ぬぐいを使ったのは飼猫だった。 毎晩、みんなで集まってはほおっかぶりして踊っていた。
○善竜寺の竜門は、寛永寺の北門をもらったものであり、左甚五郎の彫った竜の目に石を打つと雨が降るといわれた。
○桃井塚は桃井尚常の墓。 
○竜燈杉は開山・宥海が植えた杉、竜燈が上がることも。 善昌寺に植えたのは「しるしの榧」。
○お角が植えたのは「お角桜」。
○村に来たホイト(ノラボウ)が芋を求めたが、「これは石だ」と拒否したところその家で作る芋はみな石となった。(弘法芋)


※竜燈伝説
 竜燈松(長野原常林寺・月夜野玉泉寺・富岡雷電山麓)、竜燈杉(新里善昌寺・保渡田西光寺)、竜燈樅(板倉青龍権現)、竜燈桜(粕川龍源寺)、館林善導寺、伊勢崎宮子の竜宮、など各地に伝わる。


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