グンマの昔:顔切り地蔵 [ぐんま]
○顔切り地蔵(金古宿・金剛寺)
佐渡金山の輸送路であったため、江戸時代は夜盗が多かった。 その中にむささび太夫がいた。 ある夜、村娘を追いかけていたむささび太夫が法師ケ池までくると、向こう岸に沐浴している美女を見た。 そして飛びかかると「ぎゃあ」。 それはと石のようにかたく・水のようにつめたかった。 やっとのことで大太刀で切りつけ逃げた。
翌朝、村人が池端で血が飛び散っているのを見つけ、あとをたどっていくと金剛時境内り石仏薬師の顔が切り落とされ、むささび太夫が死んでいた。 こうして、村娘を助けた薬師として、顔の病に霊験ある仏として信心を集めた。
2014-06-03 00:00
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