SSブログ

グンマの昔:箱膳 [ぐんま]

Gunma_hakozen

○ハコゼン
 昔は、箱膳がフツーであった。 献立はおおよそ下記。
アサハン→ご飯・味噌漬けか沢庵・白菜漬け・味噌汁
昼飯→ご飯・おかず(野菜の煮物・油炒り味噌)
コジュハン→ジリヤキかイモ
ユウハン→うどんなど

※ご飯は麦飯のこと(良くても麦七分に米三分)。
※水の便が悪い地域では、食べ終わったら湯で器を順番にすすぎ、洗うのは十日に一度ぐらいだったらしい。
※一部の地域では、立膝で食べるのが作法とされた。

横線540透明

○箱膳
 昭和初期まで続いた。  食事が済むと、ご飯茶碗に湯茶がそそがれ・それを各器を通して飲み(洗うことになる)・器を納めて・膳棚に納める。  男はあぐらか立膝、女は正座して食べる。

☆献立
 古く王侯家庭では、三度の食事を前夜に料理方が決め執事に献呈し・執事が主君の思召しを伺い・料理人に準備させた。 このとき料理品目を並べ立てて献ずるので「献立」。

横線540透明


○子守奉公人哀歌
子守りは楽なようで つらいもの
雨風ふいても やどはなし
人の軒ばで 日をくらす
おかみさんにゃしかられ 子に泣かれ だ
んなさんにゃ 横眼でにらまれる
早く三月 くればよい
三月二日は デカワリで
ふろしきずつみに 下駄そえて
茶わんにオマメで 薯あばよ
坊やも泣かずに よく遊ベ

※デカワリ→契約期間。


nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント