グンマの昔:オキヌサン [ぐんま]
○オキヌサン
養蚕労働者をカイコビョウ(蚕日雇)とよび、各地からやってきた。 その一人にお絹さんがいた。 彼女が蚕手伝いに行く先々では蚕が当たるので、蚕種製造家は競ってお絹さんにきてもらった。 ところがある時から、お絹さんがやってこなくなった。
その頃、お絹さんを毎年雇っていた家で白蛇が出てきたので「お絹さんは白蛇になった」といわれ、以降はオキヌサン人形を作り養蚕を祈るようになった。
※グンマでは蛇を大事にする。 「死んだ人が蛇になってくる」との信仰もあり、特に屋敷蛇は殺してはイケナイ。
2014-04-06 00:00
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