グンマの昔:鬼のふんどし [ぐんま]
○黄檗宗黒瀧山不動寺@南牧村大塩沢
《グンマを話そう》
ある昔、黒滝山に住む黒鬼が川でふんどしを洗っているところを村の娘に見られ、ふんどしを置いたまま逃げてしまった。 娘は残されたふんどしを洗い・繕い、毎日鬼の来るのを待ったが、鬼は恥ずかしくて娘の前に出ることができなかった。 そして月日が経ち、娘も歳をとり、ふんどしだけが残された。 村人は、あまりにも大きなふんどしなのでノボリにしてみたが、臭すぎるので箱へ入れ神社の縁の下に封印してしまった。 その後、開けてみた者はいない。
2014-01-18 00:00
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