群馬での暮らし:柿 [ぐんま]
グンマでは、柿は買うものに非ず、採るもの・貰うもの也。
※砂糖が乏しいため、柿(イヌクワズ・ハチヤ・エドイチ等)を甘味料として使った。(柿は砂糖の代用品だった)
※柿渋は防水性・防腐性から、渋紙・渋うちわ・渋座布団・雨合羽など広く利用され た。
○柿は菓子であった
柿の品種には、ショウゴロウ・ハチヤ・オオガマ・エドイチ・サクメ・ザンミウタン・ミズレンゲ・ツノンボウ・ヒガンガキ・ホリグシ・ツリカネ・名胡桃柿・湯原柿、などあった。
○火葬に柿の木を使うので、「囲炉裏では柿の木を燃やしてはいけない」といわれた。 柿の木にまつわる俗信も多い。
○柿
かつて西欧に柿は無く、「林檎に似ている日本の無花果」といわれた。
※昔の日葡辞書ではCaqi、今の学名はDiospyros kaki Thunb。
2013-11-07 00:00
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