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群馬での暮らし:雷事情 [ぐんま]

Karuta_kaminari

《グンマを話そう》

 日本海側の雷は「雪おこし」と呼ばれる一発雷であるのに対し、グンマ北部は上昇気流を起こしやすい地形のため雷雲が発達しやすく、質的に日本一の多発雷地帯です。 このため、各種の雷情報が発達しています。

 各地の雷予想は次のとおりです。
○(御荷鉾山)の三束雨→山の雷雲はすぐに麓の雷雨となる@前橋市
○馬鹿とカンダチは西入から来る→雷雨は西から来る@水上町
○武尊の雷来たことなし→北からは来ない@川場村
○北鳴りの雷は川を越えない→北からは来ない@吾妻
○赤城の雷は干柿をしまってから煙草を吸え→赤城山からはすぐに雷雨となる@勢多郡
○向山からの夕立は干し物を入れてから焼餅をたべろ→荒船山からはすぐに雷雨となる@南牧村

 それでも、もし雷にあった時は下記の行動が勧められます。
○[木部殿領分桑原桑原]とひたすら唱える
○正月の松飾りに火をつけて庭先に放り投げる
○初雷の時に年越しの豆を食べる→最も一般的です。
○竹竿を立て先に鎌を結び、その下で鍋や釜の蓋を桑の枝で叩いて騒ぐ(地域によっては、包丁とまな板を叩く)
○麦畑でみこしをかつぎ、太鼓やかねを叩いて騒ぐ
○線香を立てて煙を起こす
○蚊帳を吊って寝る→「屋根の下の広い部屋の真ん中で電線類から離れて低姿勢をとることになる」ので一番安全確実です。

※「竹竿の先に鎌を縛り付け風上に刃を向けると、こちらに側に風が吹いてこない」という風習もあり、「風切り鎌」と呼ばれている。


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