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群馬での暮らし:碓氷峠 [ぐんま]

Karuta_usui

《グンマを話そう》
 1030年ある日、生まれ故郷の碓氷に里帰りした碓氷定光は、碓氷峠に住む毒蛇退治をすることとなりました。 定光が碓氷峠をめざして上っていくと、空がにわかに暗くなり・風が吹き・林がゆれ・雲がわきおこりました。 そして、金色の眼。赤い二筋の舌・白金色の鱗をもつ大蛇が襲いかかってきました。 定光は太刀を振りかざして戦い、明るくなった天空から現れた観音様から渡された鎌を持ち、毒蛇を退治しました。
 こうして、碓氷峠に「降魔の宝鎌」を祭り、お守りとしていた観音様を「碓氷山定光院金剛寺」に納めました。


○碓氷貞光・松井田町金剛寺
 都を追われた橘靭負充貞兼と賓頭廬姫の間に生まれた荒太郎(後に貞光)は、七歳にして両親を失いながらも武芸学問に優れ・怪力の持ち主でもあった。  ある時村人に頼まれ、碓氷峠の大蛇退治に行き、太刀を振りかざして大蛇と戦っていると十一面観音が現れ鎌を授けたのでこれで大蛇を退治した。
 村人は「十一面観音」そして「鎌明神」を祀り、碓氷山定光員金剛寺を開基した。 碓氷峠には貞光に因む事柄が多い。(貞光梨もある)
 また安政二年には、安中藩主板倉勝明侯が藩士の心身鍛練のため遠足(とおあし)を行わせた。 このときに振る舞われた餅にあやかり峠の名物「力餅」がうまれた。


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