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群馬での暮らし:日限地蔵様 [にっき]

Higirijizou

《グンマを話そう》
○日限地蔵様
 ある昔、桐生安楽土に繻子の機屋があり、毎日朝早くから夜遅くまで娘達が機を織っていた。 そしてある晩から窓の外に坊さんが現れるようになった。 娘達がこわがるので、機屋の主人は火縄銃を撃った。 翌朝、血の跡を辿ると観音院まで続き、そこには肩に玉跡のある地蔵様が立っていた。 
 その夜、主人の夢枕に地蔵様が現れた。「毎夜みんなの家内安全を祈って訪ねていた。我は野天立っているのでお堂を建てて欲しい。そうすれば願いごとを望む日までにかなえよう。」
 こうして、お堂を建て村中で祭るようになり、「何月何日までにこの願い事をかなえてください」と願掛けすると願いが成就するようになった。


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