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群馬での暮らし:おびんずるさま [ぐんま]

Ohinzurusama

《グンマを話そう》
○おびんずるさま
 ある昔の鷺の宮、村人が小さな石の橋を通るたびに馬から落ちたり・転んだりしとけがが絶えなかった。 そこで村人が石橋の裏側を見ると、何かの彫物があり、泥を落としてよく見ると仏様のようであった。 そこで村人は、仏様をきれいにみがき・橋のたもとに祭り・通るたびに手を合わせて拝んだ。
 それ以来けがをする人はいなくなった。  やがて白頭長眉の像から「おびんずるとま」と呼ばれ、病気を治す仏様として伝えられるようになった。


○おびんずるさま・安中市鷺宮
 石橋を通りかかると落馬するというので調べてみると、石の下に三体の仏像が彫られていた。 そこで、道端に建て直して祀ることとした。 かくして、道を守ってくれる仏様・手足の病気・どんな病気、をも治す仏様といわれるようになった。
※「おびんずるさま」は釈迦弟子の「びんずる尊者」であり、「ボロを引きずっている仏様」ともいわれる。 また着物を引きずっているひとを「おびんずるさま」ということがある。


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